きのうのおやつ くるみとアーモンドのコーヒーマフィン
■□■ きのうの1冊 ■□■
第二次世界大戦で多くの女性が従軍したソビエト。
本書は500人を超える従軍女性や家族のインタビューで構成され、
10代の女の子(多くは10代なのです)が体験するには
あまりにも過酷な現実がつづられる。
行軍中に出会ったきれいなドレスに見とれたり、従軍するのにハイヒールを持参したり、
「泥の中で死んだら汚れた顔を見られたくないからうつ伏せに倒れたいと思っていた」と
語ったり・・・
重くつらい1冊ですが、ぜひ読むべきと考えます。
今年、岩波現代文庫で再刊されました。澤地久枝さんの解説もぜひ。
こちらは毎夏読み返す1冊。
戦争は穏やかな身近な暮らしが変わってしまう。恐ろしいことだ。
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